Key Points
- Middleware 安定化
- オンデマンド ISR 安定化
- Edge と SWC プラグイン(実験)
Summary
Next.js 12.2 が公開され、Middleware と On-Demand ISR が安定化しました。Edge API Routes / Edge SSR、SWC プラグイン、next/future/image などの実験的機能も追加され、React 18 サポートやビルド・配布の改善(output: 'standalone' の安定化、インストールサイズ削減)も含まれます。今すぐ更新するには npm i next@latest を実行してください。
Key Points
- Middleware(安定): アプリ全体でリクエスト前に処理を実行可能。
middleware.tsでリライト、リダイレクト、ヘッダ追加、Cookie 操作ができ、config.matcherでマッチを指定します。既存の実装はマイグレーションガイドを確認して更新してください。 - On-Demand ISR(安定): API から
res.revalidate('/path')により再生成をトリガー可能。Vercel 環境ではグローバル伝播が約300msです。 - Edge API Routes / Edge SSR(実験):
runtime: 'experimental-edge'により軽量な Edge ランタイムで低レイテンシの起動とストリーミング SSR を利用可能。ただしfs等の Node 固有 API は使えません。デフォルトはnodejsのまま。 - SWC Plugins(実験):
experimental.swcPluginsにより WASM ベースのプラグインでビルド時の変換を拡張できます。 - next/image の改善(実験): 新しい
next/future/imageは単一の<img>を出力しネイティブ lazy loading を利用。remotePatternsでリモート画像のワイルドカード指定、experimental.images.unoptimized = trueで画像最適化を無効化できます。 - その他の改善: styled-components / emotion のサポート向上、ESM の改善、
@swc/helpersによるバンドル重複削減、output: 'standalone'によるデプロイ軽量化。
Migration / Action items
- Middleware と ISR の新 API を確認して移行を行う。マイグレーションガイドを参照してください。
- Edge ランタイムを選ぶ場合は Node API 制約を確認し、ページ単位または
next.config.jsでruntimeを設定してください。 - 画像最適化や
next/future/imageを採用する場合はremotePatternsやunoptimizedの設定を見直す。 - まずは
npm i next@latestでアップデートしてテストを開始することを推奨します。